
自民党と日本維新の会は19日、医薬品に関する医療保険制度の見直しで、年1880億円の医療費削減を目指すことで合意した。市販薬と成分や効能が似た「OTC類似薬」に関し、公的医療保険の適用を維持した上で、一部の薬を対象に定率の追加負担を求める方針を確認。負担率を「かかった薬剤費の4分の1」に決めた。政府は合意内容を踏まえて制度設計を進め、2026年度中に導入する。
【時事通信社】
〔写真説明〕医薬品に関する医療保険制度の見直しで合意した自民党の小林鷹之政調会長(右)と日本維新の会の斎藤アレックス政調会長=19日午後、国会内
2025年12月19日 20時54分