【ニューヨーク時事】ホンダの米子会社は28日、北米初の量産電気自動車(EV)となる「プロローグ」を2024年初めに米国とカナダで発売すると発表した。米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発し、GMの工場で生産する。日系メーカーでは初めて米政府のEV購入者向け税優遇の対象となる見通し。
北米で人気が高いスポーツ用多目的車(SUV)で、航続距離は約480キロ。GMのリチウムイオン電池「アルティウム」を搭載し、米グーグルの音声アシスタント機能を使える。価格は4万ドル台後半(約670万~740万円)から。米政府による最大7500ドルの税額控除を受けられる見込みだ。
〔写真説明〕ホンダの米子会社が2024年初めに発売する新型電気自動車(EV)「プロローグ」(ホンダ米子会社提供・時事)
2023年09月29日 06時18分