大東銀の筆頭株主に=19%超保有、福島県内で再編も―東邦銀



福島県を地盤とする東邦銀行は26日、同じく同県に基盤を持つ大東銀行の株式を追加で取得し、議決権ベースで19.67%を保有する筆頭株主になったと発表した。取得額は約20億円。東邦銀は今年9月末時点で大東銀の株式を約1.6%保有。12月26日付で投資ファンドのHSホールディングス(東京)から約18%分を追加取得した。

東邦銀は福島市、大東銀は福島県郡山市にそれぞれ本店を置く地銀。東邦銀は「健全な競合関係を維持しながらも、お互いの強みを生かして連携することが重要」とのコメントを発表。大東銀は「経営統合に関する協議、検討は行っていない」としているが、県内の地銀再編に発展する可能性もありそうだ。

〔写真説明〕東邦銀行(写真左)と大東銀行の看板

2025年12月26日 18時20分


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