【シリコンバレー時事】米司法省は30日、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの傘下企業2社が児童のプライバシー保護に関する法律違反に問われた裁判で、2社との和解が成立したと発表した。ディズニー側が1000万ドル(約15億6000万円)の民事制裁金を支払うことで合意した。
法律は、13歳未満の子供の個人情報を収集・利用する場合、保護者の同意を得ることをウェブサイト運営者に義務付けている。政府側は、ディズニーが米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載した動画コンテンツを児童向けと指定することを怠り、保護者の同意なしに児童の個人情報を収集したと主張していた。
2025年12月31日 15時20分
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