JR各社は赤字路線の存廃を巡り、沿線自治体と今年も協議を続ける。ローカル線は人口減少で利用者数の回復が見込めない一方、存続を求める地元住民の声は根強い。東海と四国を除くJR4社が、地元と協議中だと公表しているのは全国で計21線区。このうち、国が仲介し、2026年度中にも方向性が示される芸備線の議論の行方が試金石になりそうだ。
広島、岡山両県を結ぶ芸備線の備後庄原―備中神代のうち、最も収支が厳しい区間は1キロ当たりの1日平均利用人数が19人。100円の収入を得るのに9945円かかっている。大量輸送手段としてのメリットを発揮できていないと訴えるJR西日本と、他の路線や事業で得られる利益で赤字を埋められると主張する地元の溝は深い。
2026年01月02日 15時59分
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