
【シリコンバレー時事】子供の頃からSNSを利用し、依存に陥ったとして巨大IT企業の責任が問われた訴訟で、米メタ(旧フェイスブック)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が18日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所に証人出廷した。ロイター通信によれば、ザッカーバーグ氏は「子供が安全に利用できるサービスを構築するため、議論を重ねてきた」と反論した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、原告側は2015年のフェイスブック当時の社内メールを基に、16年にはユーザーの利用時間を12%伸ばすことを目標にしていたと追及。ザッカーバーグ氏は「以前はチームに利用時間の目標を与えていたが、最善の方法ではないため今は行っていない」と述べた。
原告のカリフォルニア州在住の女性は、幼い頃からSNSを使ったことで依存に陥ったと主張。メタ傘下のインスタグラムや米アルファベット傘下のユーチューブが意図的に依存性の高いアプリ設計を行ったとして、損害賠償を求めた。米メディアによれば、米国では同種の訴訟が多数起こされており、今後のSNS設計の在り方を変え得るとして注目を集めている。
〔写真説明〕18日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所での証人出廷に向かうメタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)(AFP時事)
2026年02月19日 20時31分