1月貿易赤字1.1兆円=マイナス幅縮小、中国向け輸出増―財務省



財務省が18日発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆1526億円の赤字だった。赤字は3カ月ぶりだが、赤字額は前年同月の2兆7417億円から大幅に縮小した。中国向けを中心に輸出が拡大した。

輸出額は前年同月比16.8%増の9兆1875億円。5カ月連続の増加で、1月としては過去最高となった。

米国向け輸出は5.0%減と2カ月連続の減少。自動車や医薬品が振るわなかった。自動車の1台当たり平均価格が前年を下回る状況が続いており、各メーカーは、トランプ政権の高関税による販売価格の上昇を抑えるため、輸出価格を引き下げているものとみられる。

一方、アジア向けは25.8%、中国向けは32.0%の大幅増で、半導体等電子部品などが伸びた。中国向けは、現地企業の活動が停滞しやすい春節(旧正月)の大型休暇を2月に控え、1月に前倒しの輸出が集中した。

全体の輸入額は2.5%減の10兆3401億円。原油価格の低下などを受け、液化天然ガスや原粗油の輸入が減った。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京港の埠頭でコンテナを積み込む貨物船=2025年7月(AFP時事)

2026年02月18日 18時07分


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