【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は2日、対米経済審査を公表した。米イスラエルの対イラン軍事作戦をきっかけとした原油価格高騰を受けて、今年のインフレ率見通しを2月時点の予想から上方修正。IMF理事会は声明で、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ余地は「ほとんどない」と言明した。
IMFは2026年10~12月期の米インフレ率が前年同期比2.8%上昇と、イラン攻撃前に出していた予想の2.2%上昇から大幅に引き上げた。理事会はエネルギー価格上昇の波及を警戒し、「金融緩和はインフレ圧力が減退した時と、雇用見通しが大幅に悪化した場合のみ適切だ」と強調した。
2026年04月03日 05時16分
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