【ワシントン時事】日銀の植田和男総裁は16日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後に記者会見し、原油高の影響について「物価上振れのリスクと景気下振れのリスクが両方あり、(金融)政策対応が難しい」と述べた。
27、28両日の金融政策決定会合を控え、「データ・情報を集め、(経済・物価)見通しの実現確度やリスクを点検し、政策判断を決める」とも説明。利上げするかどうか、ぎりぎりまで情勢を見極める姿勢を示した。
植田総裁は、「中東情勢がどうなるかが重要な影響を及ぼすが、その行方はかなり不透明だ」と指摘。「ショックの持続性やその他の経済環境を踏まえた上で、2%の物価目標を持続的、安定的に実現する観点から最も適切な対応を選択していく」と強調した。
2026年04月17日 10時40分
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