13日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.600%に上昇(債券価格は下落)した。日本相互証券によると、1997年6月以来、約29年ぶりの高水準。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化するとの見方から、12日の原油先物市場では米国産標準油種WTIが一時1バレル=102ドル台に上昇。また、同日発表された4月の米消費者物価指数の伸び率は約3年ぶりの高い水準を付けた。
インフレへの警戒感から米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。日本の国債も売られた。市場関係者は「原油高や日本の財政悪化懸念を背景とした金利先高観は根強く、債券は買えない」(資産運用会社)と話した。
2026年05月13日 12時25分
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