
【シドニー時事】オーストラリア政府は28日、有機フッ素化合物「PFAS」を含む消火泡による環境汚染を巡り虚偽の説明をしたとして、製造元の米工業・事務製品大手スリーエム(3M)を相手取り、20億豪ドル(約2300億円)以上の損害賠償を求める訴訟を豪連邦裁判所に提起した。豪政府が起こした民事訴訟では過去最大規模となる。
ローランド法相は記者会見で、PFASを含む消火泡が豪軍基地28カ所で過去に使用され、汚染された周辺環境の原状回復や住民への補償に国費を投じたと説明。その上で「3Mは環境への影響を把握していたにもかかわらず、十分公表しなかった」などと主張した。
〔写真説明〕オーストラリア国旗(EPA時事)
2026年05月28日 18時06分