
与野党は28日、衆院選挙制度に関する協議会を開き、議員定数削減への見解を表明した。与党は実現を求めたが、野党は反対を主張。意見集約のめどが立たない中、与党は関連法案の今国会提出に向けた調整を加速させる構えだ。
自民党は、先の衆院選で1割削減の公約を掲げたことに触れ、「削減法案を今国会に提出し、成立を期す」と強調した。日本維新の会も「今国会で1割削減を目指すのが、直近の民意を受けたわれわれの考え方だ」と歩調を合わせた。
これに対し、中道改革連合は維新が掲げる比例代表の45議席削減に「断固として反対」と言明。「選挙制度全体の改革とセットで議論すべきだ」と求めた。国民民主党は「現行制度の小選挙区と比例代表の割合は維持すべきだ」と唱えた。
参政党は「単に削減することが目的ではない」と主張。共産党も「民意を切り捨てる定数削減には反対だ」と訴えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕衆院選挙制度に関する協議会=28日午後、国会内
〔写真説明〕衆院選挙制度に関する協議会で意見表明する自民党の長谷川淳二氏(手前)=28日午後、国会内
〔写真説明〕衆院選挙制度に関する協議会で意見表明する中道改革連合の中野洋昌氏=28日午後、国会内
2026年05月28日 19時31分