
【北京時事】中国税関総署が14日発表した6月の貿易統計によると、輸出は前年同月比27%増の4123億9000万ドル(約67兆円)で、8カ月連続のプラスだった。伸びは5月の19.4%から大幅に加速し、市場予想(18.2%増、ロイター通信調べ)も大きく上回った。
人工知能(AI)投資ブームを背景に半導体などハイテク製品の出荷が好調だったほか、トランプ米政権が検討する新たな関税導入を見据えた駆け込み需要が出たとみられる。
輸入は36%増の2867億6000万ドルと、13カ月連続でプラスだった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1256億ドルの黒字で、5月の1054億ドルから拡大した。
国・地域別では、米国向けの輸出が13.9%増、輸入が25.9%増。米中首脳会談を経て対米貿易が回復に向かっている。日本向けの輸出は6.9%増、輸入が33.9%増えた。
〔写真説明〕中国・青島のコンテナ埠頭=6月29日(AFP時事)
2026年07月14日 15時05分