インドネシア中銀総裁が辞任=任期途中、市場動揺の恐れも



【ジャカルタ時事】インドネシア政府は27日、ペリー同国中央銀行総裁の辞任を発表した。デストリー上級副総裁が暫定的に総裁を務める。ペリー氏の任期は2028年までだった。通貨ルピアが大きく売り込まれる中、任期途中での突然の辞任は市場の動揺を招く恐れがある。

デストリー氏は記者会見で、ペリー氏の辞任は「個人的な理由による自発的なもの」だと説明した。ペリー氏は18年に就任し、23年に再任されていた。

インドネシアの通貨ルピアは年初から大幅に下落し、6月には対ドルで史上最安値を付けた。中東情勢悪化に伴う「有事のドル買い」に加え、同国政府の財政赤字拡大や中銀の独立性に対する懸念が背景にあるとされる。

〔写真説明〕辞任したインドネシア中銀のペリー総裁=5月、ジャカルタ(AFP時事)

2026年07月28日 12時42分


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