【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズは7月31日、ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が連邦公開市場委員会(FOMC)の開催回数を減らすことを検討していると報じた。実現すればFRBからの情報発信の機会が減るため、金融政策を巡る不透明感に拍車が掛かり、市場に混乱が広がるリスクが懸念される。雇用悪化やインフレ高進などへの対応も後手に回り、経済に悪影響が生じる恐れもある。
報道によると、ウォーシュ氏は7月下旬のFOMCで、回数削減を提案した。FRBは現在、FOMCを年8回開催。法律では最低でも年4回開くことが義務付けられている。
同氏は5月の議長就任以降、政策の先行きを示す「フォワードガイダンス」の廃止や、FOMC声明文の分量削減、FRB改革を議論する作業部会の設置など、相次ぎ独自色を打ち出している。
同氏は、FRBが掲げるインフレ率2%の目標が5年以上未達であることを問題視。「物価安定の実現」を繰り返し強調するものの、手の内を一切明かさないため、金融政策の先行き不透明感は強まるばかりだ。
2026年08月01日 08時31分
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