
KDDIの松田浩路社長は7日、楽天モバイルに対して携帯電話通信網を貸し出す「ローミング」の現行契約を9月末の期限で終了する方針を明らかにした。10月以降は都市部での提供を打ち切り、楽天の基地局整備が遅れている一部の地方などに限って「一定期間継続する」という。
7日の決算発表の記者会見で説明した。「au」など自社ブランドの利用者の通信品質の向上に注力するため。松田氏は「想定以上の混雑がわれわれのネットワークにきている。契約終了で解消できる」と述べた。
KDDIは2019年10月から、携帯事業に参入した楽天にローミングを提供してきた。楽天は、高速大容量の通信規格「5G」の基地局整備が遅れており、KDDIからのローミングの提供終了で、通信品質が低下する可能性がある。
〔写真説明〕KDDIの松田浩路社長=3月31日、東京都港区
2026年08月07日 20時37分