「適時にアクセル緩める」=利上げ路線を継続―氷見野日銀副総裁



日銀の氷見野良三副総裁は27日、さいたま市で講演し、現在の金融環境が緩和的な状況であることを踏まえ、「適時にアクセルの踏み方を緩めていくのが望ましい」と述べ、引き続き利上げ路線を継続していく考えを示した。

氷見野氏は「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要がある」と指摘。利上げの是非について「毎回の金融政策決定会合において、しっかりと議論していく」と強調した。

物価動向に関しては「(目標の)2%を超えていく可能性も考えながら政策判断をしなくてはならない局面に変わってきている」と言及。利上げのタイミングやペースについては「中東情勢や人工知能(AI)関連需要の拡大、為替相場の変動の影響を含め、経済・物価の中心的な見通しが実現する確度やリスクを点検しながら検討していく」と語った。

また、政策変更が遅れてインフレが進み「急な利上げが必要になる事態をあらかじめ防ぐことが望ましい」との見解を示した。

〔写真説明〕日銀の氷見野良三副総裁=6月16日、東京都中央区

2026年08月27日 15時14分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース