
伊藤忠商事がシステム開発大手の電通総研に対し、近くTOB(株式公開買い付け)を実施することが28日、分かった。電通総研が同日、伊藤忠商事から子会社を通じて1株2880円でTOBの提案を受けており、賛同の意見を表明する方針だと発表した。伊藤忠が電通グループ(G)の保有分を除く38.2%を取得し非上場化する。伊藤忠と電通Gが同日の取締役会で決定した上で公表する。
電通総研を巡っては、親子上場が海外機関投資家から問題視されており、電通Gが企業統治の改善に向けて非上場化を検討していた。電通総研の時価総額は27日終値時点で5356億円。1株2880円で買い付けた場合、伊藤忠による株式取得額は2000億円超となる見通し。
〔写真説明〕伊藤忠商事のロゴマーク
〔写真説明〕電通総研のロゴマーク
2026年08月28日 13時03分