NY原油、4カ月ぶり高値=金利上昇、ダウは続落



【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中東産の供給停滞懸念を背景に、大幅続伸した。米国産標準油種WTIは、前日比4.38%高の1バレル=105.83ドルで引けた。一時は106.75ドルと約4カ月ぶりの高値を付けた。

ロイター通信は、紅海に面したサウジアラビア西部のヤンブー港で原油の積み込みが停止したと報じた。サウジの重要な東西パイプラインは稼働停止に追い込まれており、エネルギー供給の一段の不安定化が警戒されている。

米債券市場では、長期金利の指標となる10年債利回りが15日未明に一時5.04%台に上昇し、2007年以来約19年ぶりの高水準を付けた。その後も5%前後で推移した。エネルギー高で米国のインフレが加速するとの見方が強まっている。

原油高と金利上昇が重荷となり、ニューヨーク株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比328.09ドル安の5万2093.11ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は204.84ポイント安の2万5981.57で引けた。

〔写真説明〕サウジアラビアの東西を結ぶ原油パイプラインのルート沿いにあるポンプ場の衛星画像。11日に攻撃を受け、甚大な被害が出た=13日、米バンター社公開(AFP時事)

2026年09月16日 13時02分


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