
【シンガポール時事】住友生命保険の高田幸徳社長は15日、滞在先のシンガポールで時事通信のインタビューに応じた。少子高齢化による国内保険市場の将来的な先細りリスクを踏まえ、海外事業の拡大による収益基盤を拡充する必要性を強調。子会社化した海外の保険会社を通じ、北米とアジアを軸に「海外事業の利益を2035年までに現在の約3倍の2000億円まで伸ばすことが目標」と方針を掲げた。
グループの本業のもうけを示す基礎利益は26年3月期に約4000億円と過去最高益を計上したが、このうち2割弱の約700億円が海外事業による利益だった。高田氏は、完全子会社の米シメトラ、シンガポールのシングライフともに業績が順調に伸びていることから、「米国とシンガポールを中心とした東南アジアの事業を伸ばしていきたい」と意欲を示した。
〔写真説明〕インタビューに答える住友生命保険の高田幸徳社長=15日、シンガポール
2026年10月16日 15時40分