島根銀行は16日、SBI新生銀行を引受先とする第三者割当増資で、100億円を調達すると発表した。併せて2027年3月期に評価損を抱える有価証券600億円を売却し、65億円の売却損を計上することも発表。損失計上で毀損(きそん)した財務基盤を増資によって回復させることで、地域への資金供給力を強めるのが狙い。
増資は優先株を発行する形で、12月下旬の実施を目指す。SBIグループによる島根銀への出資は3回目で、今回が最大規模となる。有価証券売却損の計上で、27年3月期の連結純損益は59億8000万円の赤字(従来予想は2億7000万円の黒字)に落ち込むが、27年3月末の自己資本比率は約8.5%に向上する見通しとしている。
2026年10月16日 16時58分
economy