
【北京時事】中国国家統計局が19日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.5%増加した。伸び率は4~6月期の4.3%から拡大したが、政府が掲げる通年目標「4.5~5.0%」の下限にとどまった。人工知能(AI)などハイテク分野の生産が成長を下支えしたものの、消費や投資が低迷した。1~9月期は4.6%増だった。
中国経済は、生産が比較的底堅い一方、内需の弱さが際立つ。9月の鉱工業生産の伸びは前年同月比5.5%と、2カ月連続で加速。一方、小売売上高は1.1%と低い水準が続く。工場の建設を含む都市部固定資産投資も、1~9月は前年同期比7.2%減と振るわなかった。
不動産不況にも歯止めがかからない。9月の新築住宅販売価格は、主要70都市のうち7割に当たる49都市で前月から下落。1~9月の不動産開発投資は、前年同期比20.6%減と、コロナ禍以降で最大の落ち込みとなった。
〔写真説明〕ショッピングモールを訪れる人たち=7月1日、中国・上海(AFP時事)
2026年10月19日 18時05分