AI投資減速に警戒=コアウィーブで信用不安―米株式市場



【ニューヨーク時事】米新興クラウドサービスのコアウィーブの信用不安が米株式市場で広がり、米国の人工知能(AI)関連のインフラ投資が減速するリスクが意識され始めた。今週から本格化する大手ハイテク企業の決算発表に注目が集まる。

コアウィーブは、AI向けの半導体を搭載したデータセンターをAI開発企業などに貸し出す事業を展開。世界的なAIブームを背景に事業規模を急拡大させた。ただ、赤字経営が続き、6月末時点の負債額は約520億ドル(約8兆2000億円)に上る。

同社の株価は先週、週間ベースで25%下落。株安はほかのハイテク銘柄に波及し、ナスダック総合指数は4%超下げた。

今週はメタ(旧フェイスブック)のほか、宇宙開発企業でAI関連事業も行うスペースXや電気自動車(EV)大手テスラなども決算発表を予定。巨大IT企業もAIデータセンターの整備などに大規模な資金を投じているが、市場では投資に見合うだけの十分な利益を出せるのか疑問視する声も上がる。

イラン情勢の混迷によるエネルギー高に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を背景とした借り入れコストの上昇も、投資継続には逆風となる。

〔写真説明〕新規株式公開(IPO)に際し、写真撮影に応じる米新興クラウドサービスのコアウィーブ経営陣=2025年3月28日、ニューヨーク(AFP時事)

2026年10月19日 20時31分


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