情報漏えい、企業の16%が経験=大企業は3割―帝国データ調査



帝国データバンクが19日発表した企業アンケートによると、人為ミスやサイバー攻撃などによる情報漏えいや、その可能性がある事案が「発生したことがある」と答えた企業は16.2%だった。中でも大企業では30.2%に上り、中小企業を大きく上回った。

具体的な事案としては、メールの誤送信などの人為ミスを挙げる声が複数聞かれた。取引先担当者を装ったメールを信じて情報を送ってしまった例もあった。一方、漏えいの有無が「分からない」とした企業は14.8%。「攻撃に気付いていないだけかもしれない」(小規模企業)との声もあり、被害を把握できていない企業が一定数ある可能性も示された。

不正アクセスによる個人情報流出は全国で相次ぐが、対策に多額の費用をかけられず、専門担当者を置けない中小企業も多い。大手取引先から対策強化を求められているという中小企業からは「指導だけでなく金銭的、人的な協力もしてほしい」との声も上がった。

調査は9~14日に実施。全国1328社から有効回答を得た。

〔写真説明〕パソコンのキーボードを打つ人物=イメージ

2026年10月19日 17時25分


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