鈴鹿央士「歌を避けてきた」、映画「ChaO」で歌唱披露 山田杏奈「愛とミラクルで世界をつなぐ作品」



人間と人魚の恋を描くアニメ映画「ChaO」(青木康浩監督)の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、ダブル主演で声を務めた鈴鹿央士、山田杏奈らが出席した。

同映画は、アンデルセンの「人魚姫」をベースとしたオリジナルアニメで、青年ステファン(声・鈴鹿)と人魚王国の姫・チャオ(山田)の恋の物語。6月に開催されたフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭では準グランプリに当たる審査員賞を受賞。青木監督は「ナンセンスなコメディーの要素が多いので、面白がってもらえても、賞にまで届くとは。非常に驚き、うれしかったですね」と喜びを語った。

一方、鈴鹿は作品中の「イチオシの場面」を聞かれると、自身がステファンとして歌唱するシーンを挙げた。収録前は「人生の中で歌うことを避けてきた」そうだが、「最初は間奏を含めて40秒くらい録ると聞いたので、そこだけ練習した。当日、(歌唱の収録が)終わったと思ったら、『フルでお願いします』と言われて…」と明かし、「これが芸能界かと(思った)」と会場の笑いを誘った。

続けて「映画だと40秒ですが、サントラにはフルで入っています。気が向いたら聞いてみてください」と控えめにアピールした。

この映画は16の国と地域で公開が決まったという。山田は「『世界はラブとミラクルでできている』というキャッチコピーの通り、愛とミラクルが世界中に届き、世界をつなぐ作品になっていると思います」と魅力を話していた。 〔写真説明〕映画「ChaO」の初日舞台あいさつで撮影に応じる鈴鹿央士(右から3人目)、山田杏奈(同4人目)ら=15日、東京

2025年08月15日 23時19分


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