オダギリジョーが脚本・監督・編集を務め、出演した映画「THE
オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ
MOVIE」の完成披露上映会が18日、東京都内で行われた。
同作はNHKで放送されたドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の劇場版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)と、相棒の警察犬オリバーが事件解決を目指す内容で、一平だけにはオリバーが欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えるという、奇抜な設定が話題となった。
オダギリはこの日、作品のロゴなどをあしらった特製の旗を手にして登場。上映されるのは「(完成の)一つ前のバージョンになります。間に合わなくて…」と明かしつつ、「印象は(完成版と)そんなに変わらないと思う。十分、面白いと思います」とアピールした。
また、作品について「全部を劇場のためにセッティングしてある。絶対に劇場で見てほしい。(配信版などを)家で、パソコンで見ても面白くない」などと話し、「1回では分かりにくい映画なので、2、3回見る方がいいと思います」とも呼び掛けた。
2020年に韓国での映画撮影中、共演したオダギリからオリバーの設定などを初めて聞いたという池松は、「こんなに遠いところ(劇場版)にまで来るなんて」とコメント。「映画になってスケールアップした点は?」と尋ねられると、「あまりに型破りで破天荒な“オリバーな犬”を一度解体して組み立て直したような、ものすごい作品になっています。『面白い』といった次元を飛び越えていると思う」と手応えを見せていた。
舞台あいさつには麻生久美子、永瀬正敏、佐藤浩市も出席した。映画は9月26日公開。
〔写真説明〕映画「THE
オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ
MOVIE」の完成披露上映会で撮影に臨む(右から)オダギリジョー、永瀬正敏、池松壮亮、麻生久美子、佐藤浩市=18日、東京
2025年08月18日 23時31分