
【ワシントン、カイロ時事】トランプ米大統領は2日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放とイラン核開発に関する同国側との交渉について「あす午後に始まる」との見通しを示した。米東部時間3日午後(日本時間4日午前)を指すとみられる。ワシントンに戻る専用機内で記者団に語った。
トランプ氏は「第2次大戦以来、最大規模の(対イラン)攻撃」を実施する準備を整えていたが、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの湾岸3カ国とイランに見送るよう求められたと説明。湾岸3カ国は、海峡の開放と「イランの非核化」に向けた合意が近く成立すると考えていたと付け加えた。交渉妥結の期限は明らかにしなかった。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによれば、イラン外務省報道官は3日の記者会見で、米国とは現在交渉していないと主張。ホルムズ海峡の安全な通過のための臨時航路に関してオマーンと協議していると明らかにした。一方、合意に達しても米国が攻撃を停止しない限り、海峡の開放には応じないと強調した。
イランのアラグチ外相は先に、オマーンとの協議が「最終段階にある」と述べたと伝えられていた。ロイター通信によると、オマーンはイランに対し、海峡を通る船舶からの自主的な資金拠出を含む共同管理体制について提案を行ったとされる。
〔写真説明〕2日、ホワイトハウスに戻る大統領専用機内で記者団に語るトランプ米大統領(AFP時事)
〔写真説明〕イランのアラグチ外相(AFP時事)
〔写真説明〕ホルムズ海峡の貨物船=7月21日、アラブ首長国連邦(UAE)東部沖(EPA時事)
2026年08月03日 19時49分