
ロシアの独立系メディア「ビョルストカ」は2日、首都モスクワ中心部の飲食店で1日夜に起きた爆発の死者が5人になったと伝えた。ロシア航空宇宙軍のチャイコ総司令官の娘が頭部を負傷した可能性がある。当局はテロとみて捜査している。
複数のメディアによると、当時現場のイタリア料理店ではチャイコ氏の誕生日会が開かれ、25歳の娘のほか下院議員や政府関係者も出席していた。チャイコ氏は2022年のウクライナ侵攻開始直後、首都キーウ近郊ブチャでの民間人虐殺に関与したとされる人物で、暗殺の標的だったとの見方も出ている。同氏にけがはなかったという。
当局によれば、身元不明の女が店に持ち込もうとした手製の爆発物が爆発。女は贈り物を届けに来たと説明していたとの情報もある。ウクライナ侵攻を続けるロシアでは軍高官の暗殺が相次いでいる。
〔写真説明〕2日、モスクワで、爆発のあった飲食店の前に停車するロシア国家親衛隊の車両(EPA時事)
2026年08月04日 12時35分