【ワシントン時事】トランプ米政権が発足から3年を迎えた20日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、この間のトランプ大統領のうそや誤解を招く疑わしい主張が1万6241回に上ったとする調査結果を発表した。特に3年目は急増し、最初の2年間の合計を上回った。
同紙によると、うそや疑わしい主張は、19日だけでも20回以上を数えた。トランプ氏は同日午後、農業団体の会合であいさつしたが、日本やカナダとの間で合意した貿易協定に関し、実績を誇張する発言を繰り返したという。
また、19年の1年間だけで8155回に上った。大統領としては米史上3人目となる弾劾訴追につながったウクライナ疑惑をめぐり、4カ月で千回以上を数えたことが全体を押し上げた。
2020年01月21日 09時22分
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