イスラエル攻撃、米介入けん制=「緊張激化は求めず」―イラン外相



【イスタンブール時事】イランのアラグチ外相は2日、地元メディアに対し、イスラエルへ1日行った弾道ミサイル攻撃を巡り、米国に対して介入しないよう警告したことを明らかにした。攻撃後にスイス経由で伝達したとして、「われわれは緊張激化や戦争を求めていないが、戦争を恐れてはいない」とけん制した。

アラグチ氏は、ミサイル攻撃は自衛権の行使だと正当化し、攻撃を継続する意図はないと主張。軍事・治安関係施設のみを標的にしたと強調した上で、「紛争の可能性はあるが準備はできている。今後数日で地域が一定の安定を取り戻すよう期待している」と語った。

〔写真説明〕イランのアラグチ外相=9月25日、米ニューヨーク(EPA時事)

2024年10月02日 18時15分


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