野口聡一さん、学長特別補佐に=月探査の研究開発など協力―立命館大



立命館大は1日、昨年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職した宇宙飛行士の野口聡一さん(58)を、学長特別補佐と宇宙地球探査研究センター(ESEC)研究顧問に任命したと発表した。

同日、東京都内で会見した野口さんは「研究者も含めて刺激を与えていきたい。宇宙を目指す若い人たちに、宇宙に関するキャリアの可能性が広がっていると感じてもらえれば」と話した。

立命館大は7月、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)にESECを開設し、月や火星の探査拠点となるインフラ構築などの研究開発を推進。野口さんは、宇宙飛行士としての経験を生かし、実際に宇宙で使う機器などの開発に助言をするという。

〔写真説明〕立命館大の学長特別補佐に就任した元JAXA宇宙飛行士の野口聡一さん(中央)=1日、東京都千代田区

2023年12月01日 16時52分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース