米アパレルブランド「ブルックスブラザーズ」の製品を販売する日本法人が東京国税局の税務調査を受け、2024年までの約4年間で約25億円の課税漏れを指摘されたことが18日、関係者への取材で分かった。不納付加算税を含む追徴税額は約7億5000万円。
関係者によると、同社は米国法人に商標権などのロイヤルティーを支払った際、源泉所得税を納めていなかった。源泉所得税には租税条約に基づく免除措置があるが、国税局は同社が条件を満たしていないと指摘した。
〔写真説明〕東京国税局=東京都中央区
2025年09月18日 17時28分