米兵が基地外で小銃携行=地元が抗議、共同訓練で―京都



京都府京丹後市は18日、日米豪による共同訓練「オリエント・シールド25」期間中の16日、訓練に参加する米兵が基地外の国道で小銃を所持していたとして、防衛省に抗議したと発表した。同省は米軍に対し、地域住民へ配慮するよう申し入れた。

防衛省によると、16日午前7時ごろ、米兵数人が同市にある航空自衛隊経ケ岬分屯基地から、隣接する米陸軍通信所に歩いて移動した際、小銃を携行しているのを陸自隊員が発見した。いずれも実弾は入っていなかった。

市は18日、「地域住民に多大な不安を与える行為で極めて遺憾」とする抗議文書を近畿中部防衛局に提出。事実関係の説明や、米軍に再発防止を厳重に申し入れることも求めた。

〔写真説明〕防衛省=東京都新宿区

2025年09月18日 20時44分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース