
三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の現金や金塊計約3億9000万円相当を盗んだとして、窃盗罪に問われた元行員山崎由香理被告(47)=懲戒解雇=の控訴審判決が24日、東京高裁であった。田村政喜裁判長は懲役9年とした一審東京地裁判決を支持し、弁護側控訴を棄却した。
弁護側は起訴されていない余罪が一審判決に影響を及ぼしており、法令違反に当たると訴えたが、田村裁判長は「犯行動機や経緯を評価するためで、起訴されていない犯罪事実を処罰する趣旨ではない」と退けた。量刑不当の主張についても「重すぎて不当とは言えない」と結論付けた。
山崎被告は一審で、盗んだ金品について「100人ほどから17億~18億円分」と説明していた。
〔写真説明〕東京高裁=東京都千代田区(AFP時事)
2026年03月24日 16時27分