電気ガス、契約トラブル絶えず=相談3300件―小売り自由化10年・国民生活センター



2016年4月の電力の小売り自由化から間もなく10年。翌年にはガスの小売りも全面自由化され、消費者の選択の幅が広がった一方、契約を巡るトラブルが後を絶たない。国民生活センターは「訪問勧誘ではその場で契約せず、慎重に判断してほしい」と注意を呼び掛けている。

同センターによると、今年度に全国の消費生活センターに寄せられた相談件数は、昨年12月末時点で電力が2978件、ガスも342件あった。いずれも21年度以降は減少傾向にあるものの、依然としてトラブルが相次いでいる。

70代女性は、訪問してきた業者に「ガスの契約番号を教えてほしい。料金が安くなる」と言われ、検針票を見せた。後日、契約先のガス会社に確認すると「そのような訪問はしていない」と言われ、関係ない業者だったと判明した。

20代男性も、訪問してきた電力会社の代理店を名乗る業者に勧められ、契約の切り替えに応じた。すると、1時間以上にわたり浄水型ウオーターサーバーのレンタルなどについて勧誘を受け、根負けして契約を結んだという。

国民生活センターは、突然訪問してきた業者に対し、社名や連絡先、訪問の目的などを確認することが必要だと強調。担当者は「契約条件をよく検討し、必要ない場合ははっきりと断るようにしてほしい」と話している。

2026年03月30日 14時32分

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