
島根県警は2日、県内の70代男性がインターネットで知り合った人物から投資話を持ち掛けられ、金の延べ棒や現金など計約3億2400万円相当をだまし取られる被害があったと発表した。SNS型投資・ロマンス詐欺事件とみて捜査している。
県警によると、男性は昨年12月、ネット広告を通じて「佐藤」という女性の名前を名乗る人物と知り合い、SNSでやりとりをするうちに好意を抱いた。その後、人工知能(AI)システムを使った投資を勧められ、指定された口座に現金約100万円を入金。投資用アプリ上では利益が出ているように表示された。
さらに「金を投資資金に充てることができる」などと言われ、9回にわたって金の延べ棒や金貨計約3億100万円相当と現金約2200万円を、担当者を名乗る別の複数の人物に手渡した。
利益が支払われないことを不審に思った男性が先月、県警に相談し被害が発覚した。
〔写真説明〕島根県警本部=松江市
2026年04月02日 20時52分