
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立極地研究所は17日、水循環変動観測衛星「しずく」で観測した冬の北極海の海氷面積が、1979年の衛星観測開始以降、過去最小を記録したと発表した。2年連続で最小記録を更新した。
北極の海氷は例年、10月から3月にかけて拡大する。海氷面積がこの冬最大となった3月13日は1376万平方キロで、昨年の1379万平方キロをわずかに下回った。
今年1月から2月にかけ、オホーツク海やカナダとグリーンランドの間に位置するバフィン湾・ラブラドール海で気温が平年より高く、海氷が南側に広がりにくい状態が続いたことなどが主な要因という。
〔写真説明〕衛星観測による今年3月13日の北極海の海氷分布。茶色の実線は、2010年代の同じ日の平均海氷縁(JAXA、国立極地研提供)
2026年04月17日 16時03分