燃料漏れ出火、電源失い消火難航=掃海艇沈没で調査結果―海自



福岡県宗像市の沖合で2024年11月、海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が火災を起こし沈没した事故で、海自は24日、発電機の配管から燃料が漏れたことで火災が発生し、直後に電源喪失して消火活動が難航したとする調査結果を公表した。「極めてまれな事象が同時並行的に発生した」と説明している。

調査結果によると、火災は同年11月10日、航行中にエンジンルームで発生。エンジン真上にある配管の接合部から漏れた燃料が、約430度の高温の排気集合管に接触し、発火したと推定される。

直後に黒煙によって配電盤がショートし、艦内の電源が喪失した。その結果、海水をくみ上げる消火用ポンプなどが使えなくなり、消火活動が難航した。一時は鎮圧と判断したものの、再び火が広がり、翌11日に沈没。初期消火に当たった機関員1人が死亡した。

〔写真説明〕火災で船体から煙を上げる海上自衛隊の掃海艇「うくしま」=2024年11月、福岡県宗像市の大島沖(福岡海上保安部提供)

2026年04月24日 20時28分


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