山中2カ所を現場検証=父親、一時遺体遺棄か―京都男児死亡・府警



京都府南丹市立園部小の安達結希さん(11)の遺体遺棄事件で、府警は28日、死体遺棄容疑で、結希さんの自宅近くの山中や、ランリュックが見つかった山中を現場検証した。捜査関係者への取材で分かった。

父親の安達優季容疑者(37)=同容疑で逮捕=は結希さんが行方不明になった3月23日以降、市内で複数回、車を使って結希さんの遺体を移動させたとみられている。府警は、これらの山中にも一時的に遺棄した可能性があるとみて、経緯を調べる。

ランリュックが見つかった山中は、自宅の北約9キロの場所にある。同29日に、優季容疑者とは別の親族が発見した。自宅近くの山中は、府警が今月7日に大規模な捜索を実施していた。

結希さんの遺体は13日に、自宅から北東に約8キロの山林で見つかった。優季容疑者はこの場所に遺棄する前に、自宅から約2キロ離れた公衆トイレ周辺にも一時的に遺棄した可能性があることが判明している。このトイレは小学校までの道中にあり、府警は18日に現場検証した。

優季容疑者は逮捕前の任意聴取で「学校に寄った後、(結希さんの)首を絞めつけて殺害した」という趣旨の話をしていた。結希さんが履いていたとみられるスニーカーは別の山中で見つかっており、府警は優季容疑者が何らかの事情を知っているとみて調べを進める。

府警は28日午前、優季容疑者を公衆トイレ周辺や自宅近くの山中などに立ち会わせる「引き当たり捜査」も実施した。事件当時の経緯や状況を説明させたとみられる。周囲には規制線が張られ、同容疑者が乗った車が出入りした。

〔写真説明〕引き当たり捜査で、ランリュックが発見された現場に向かう安達優季容疑者を乗せた車(右端)=28日午前、京都府南丹市 〔写真説明〕引き当たり捜査で、遺体が遺棄されていた可能性がある公衆トイレの前に止まる安達優季容疑者を乗せた車=28日午前、京都府南丹市

2026年04月28日 17時46分


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