海外赴任者の健康管理規定=カナデビア、過労死遺族と共同作成



カナデビア(旧日立造船、大阪市)は29日、過労自殺した社員の遺族と共同で、海外で働く社員を対象とする健康管理マニュアルを作成したと発表した。

マニュアルは遺族の上田直美さん(55)が作成を提案し、同社と1年半協議して完成。企業と遺族が共同で再発防止のためのマニュアルを作成した例は異例といい、直美さんは「感慨深く、一つの節目を迎えられた」と語った。

直美さんの息子の優貴さん=当時(27)=は2021年、タイに赴任して約3カ月後に亡くなった。初めての海外勤務で業務内容の変更を強いられ、ミスに対する叱責などによる心理的負担が大きかったとして、労災認定された。

2026年05月29日 19時46分

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