拉致家族「親世代存命中に帰国を」=即時解決求め集会―東京



北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める「国民大集会」が30日、東京都内で開かれた。拉致被害者家族連絡会(家族会)などが主催し、高市早苗首相ら約800人が出席。家族らは「親世代が存命のうちに全被害者の即時一括帰国の実現を」と訴えた。

横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で家族会代表の拓也さん(57)は「私たちは絶対に諦めない」と断言。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記に対し、「両国の明るい未来を描くために、全拉致被害者を解放してください」と呼び掛けた。

めぐみさんの母早紀江さん(90)は「明るく優しい娘がいつもの曲がり角で煙のように消えた」と語り、「今の様子は何も分からない。助けてほしい」と求めた。

2002年に帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(67)=新潟県=は「(北朝鮮で)空や月を見て、どれだけ泣いたか分からない」と振り返った。拉致されたままの母ミヨシさん=同(46)=に「佐渡に帰ることを絶対に諦めずにいてほしい」と話した。

〔写真説明〕北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を求める「国民大集会」で、気勢を上げる横田めぐみさんの母早紀江さん(奥中央)ら=30日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を求める「国民大集会」で、あいさつする横田めぐみさんの母早紀江さん(左)。右から2人目は高市早苗首相=30日午後、東京都千代田区

2026年05月30日 18時44分


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