御嶽山噴火遺族と意見交換=発生後初めて―気象庁



58人が死亡し、戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県境)噴火の遺族らでつくる「山びこの会」のメンバーらが10日、気象庁(東京都港区)を訪れ、野村竜一長官らと意見交換した。同会の要望で実現したもので、2014年9月の発生以降、初めて。

遺族ら14人が参加。冒頭以外は非公開で、約2時間半にわたって行われた。

意見交換後、取材に応じた遺族の堀口純一さん(79)は、気象庁に対する訴訟が終了していることから「なぜ(噴火警戒レベルが)2に上がらなかったのかなど、もう少し話してくれると思っていた。その点では失望した」と話した。ただ、「積み重ねることが必要」として、今後も続けていきたい意向という。

一方、野村長官は「ご遺族の率直な意見を聞けた。限られた時間で説明が足りなかったところもある」とした上で、「知見を重ね、適切な警報発表につなげていきたい」と述べた。

〔写真説明〕御嶽山噴火災害の遺族らと気象庁の意見交換=10日午後、東京都港区

2026年07月10日 20時30分


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