女性2人殺害、28歳男に無期懲役=責任能力認定―名古屋地裁



名古屋市内のカラオケ店とマンションで2023年、女性2人が相次ぎ殺害された事件で、殺人罪に問われた元風俗店経営、曽我春暉被告(28)の裁判員裁判の判決が10日、名古屋地裁であった。石川貴司裁判長は責任能力を認め、求刑通り無期懲役を言い渡した。

石川裁判長は、女性用風俗店の経営や接客でストレスを抱えてうつ病を発症し、他人を巻き添えにする「拡大自殺」を考えていたと指摘。事前に包丁を購入するなど計画的に行動していたことから責任能力があったと認定した上で、「密室で二人きりになれる相手を選んで殺害し、悪質で残忍。生涯をかけて罪を償うことが相当だ」と述べた。

判決によると、曽我被告は23年12月25~26日、同居する長野汐里さん=当時(30)=を自宅マンションの浴槽に沈めて溺死させたほか、カラオケ店で自身の店の客だった女性=同(20)=の胸を包丁で複数回突き刺すなどして失血死させた。

2026年07月10日 18時54分

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