セブンの冷蔵設備入札で談合か=富士電機など3社立ち入り―公取委



コンビニ大手セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区)の冷蔵・冷凍設備の設置業者を選ぶ入札で談合した疑いが強まったとして、公正取引委員会は14日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、電機大手「富士電機」(品川区)など3社を立ち入り検査した。関係者への取材で分かった。

ほかに検査を受けたのは冷蔵・冷凍機器メーカー「中野冷機」(港区)、「SDRS」(群馬県伊勢崎市、旧サンデン・リテールシステム)。

関係者によると、富士電機などは、セブンが数年ごとに都道府県単位で行う全国のコンビニ店舗の冷蔵・冷凍ショーケース製造納入業者を選定する入札で、事前に調整して都道府県ごとの受注予定者を決めていた疑いが持たれている。落札業者は契約期間中、新規開店や設備更新に伴う設置を担っていた。近年は3社がほぼ受注していた。

99%を占めるフランチャイズの加盟店にはセブン本部が設備を購入し貸与している。談合で競争が制限された場合、本部や加盟店の負担増につながった可能性がある。3社とも公取委の立ち入り検査があったことを認め、富士電機は「調査に真摯(しんし)に対応する」とコメントした。

日本冷凍空調工業会の統計によると、コンビニやスーパーなどで使われる冷蔵・冷凍ショーケースの2025年度国内出荷は約25万台。

〔写真説明〕公正取引委員会=東京都港区

2026年07月14日 15時23分


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