
同僚だった客室乗務員(CA)の女性の尻を触ったなどとして、不同意わいせつ罪に問われた全日空機長の三瀬了太被告(44)の判決が14日、東京地裁であった。大川隆男裁判官は「機長の立場を悪用した卑劣な犯行だ」と述べ、無罪主張を退け、懲役1年8月(求刑懲役2年6月)の実刑を言い渡した。
大川裁判官は、前日の乗務で初めて会った被告から、複数人での会食後に路上やコンビニで複数回、尻をわしづかみにされたとする女性の証言について「迫真性があり、信用性は高い」と判断。「会食で信頼関係を構築できたと思い、いたずらで尻をつついても大丈夫だと思った」などとする被告の主張に対し、「不合理な弁解で真摯(しんし)な反省の態度に欠ける」と述べ、実刑は免れないと結論付けた。
〔写真説明〕全日本空輸(ANA)の旅客機=資料
2026年07月14日 18時07分