元特捜検事を近く懲戒処分=捜査対象女性と不適切関係―法務・検察



東京地検特捜部に所属していた男性検事(48)が、事件の捜査対象だった女性と不適切な関係を持った問題で、法務・検察当局が近く男性検事を懲戒処分にする方針を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。

男性検事は内部調査に対し、女性との不適切な関係を認めているという。法務・検察当局は、検察の刑事処分に対する疑念を抱かせ、信頼失墜につながった点を重く見て、懲戒免職や停職を視野に最終決定するとみられる。

男性検事は2023~24年に特捜部が手掛けた事件を通じて女性と知り合った。男性検事は既婚者だが、女性と不適切な関係に発展し、捜査のため公費で借りたホテルに女性を呼び寄せるなどしていたという。

関係者によると、男性検事は昨年10月、検察庁舎近くに止めた車内で、女性の尻やももをたたくなどしてけがをさせた疑いも持たれている。女性は警察に被害を相談した。

男性検事は25年12月まで約4年半、特捜部で勤務。複数の検事をまとめる「キャップ」として、自民党派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金事件などで現場を指揮した。現在は東京高検に所属している。

検事の不祥事を巡っては、昨年12月、既婚者であることを隠して交際していた女性に第三者の前科情報を漏らしたとして、さいたま地検の男性検事が懲戒免職になった。

〔写真説明〕東京地検=東京都千代田区

2026年07月29日 08時52分


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