琵琶湖で花火大会、中止を発表=火薬使用の申請なし―滋賀



滋賀県の長浜、彦根、高島の3市で22日に計1万発以上の花火を打ち上げると告知していた「琵琶湖三市同時花火大会」の実行委員会は10日までに、大会を中止すると発表した。3市を管轄する消防によると、花火大会を開催する場合、約1カ月前までに火薬使用などの申請をする必要があるが、期限までに申請や相談はなかった。

県と3市によると、実行委を巡っては昨年12~今年4月ごろ、担当者が「花火大会の企画を考えている」と訪ねてきたが、具体的な開催場所などの説明はなく、運営実態も不明という。

実行委は「全席有料、完全指定席」で、7000~1万9000円のチケットをインターネットで販売。会場の詳細な場所は、大会約1週間前にメールで案内するとしていた。

しかし、9日になって公式サイトで「開催日までに必要な準備・運営体制を整えることが困難と判断した」と表明。チケット購入者や大会の出店者に対しては、「法的専門家への相談を行いながら、対応内容の確認・整理を進めている」とした上で、今後については同サイトやSNSを確認するよう求めた。

同大会を巡っては「本当に開催するのか」との問い合わせが相次ぎ、3市は6日、「(大会には)関係していない」との声明をホームページに出していた。

実行委側は時事通信の取材に対し、「関係機関との調整状況や各種手続きを含め、事実関係を整理した上で必要な内容を公式に案内する」とメールで回答。大会関係者の電話連絡先については「第三者へ提供することは差し控える」とした。

〔写真説明〕琵琶湖

(資料) 〔写真説明〕大会中止のお知らせが掲載された「琵琶湖三市同時花火大会」の公式サイト

2026年08月10日 17時32分


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