
東京地検検事正に12日付で就任した松下裕子氏(58)が13日、東京・霞が関の同地検で記者会見した。相次ぐ不祥事について「検察幹部の一人として申し訳なく思う」と陳謝した上で、「自分たちの権限の大きさに対する畏れの気持ちを忘れず、慎重かつ適正に行使することが大切だ」と述べた。
同地検特捜部では最近、取り調べで怒声を上げた男性検事の付審判が決まったほか、捜査対象の女性と不適切な関係を持った男性検事が懲戒免職となった。
自身も副部長などとして勤務経験がある同地検特捜部について問われ、「行き過ぎた正義感が傲慢(ごうまん)な言動につながっているとすれば、改めなければいけない」と強調。「私たちが行使している権限は法律で与えられたものだと根気強く伝えたい」と語った。
〔写真説明〕東京地検検事正に就任し、記者会見する松下裕子氏=13日午後、東京都千代田区
2026年08月13日 19時03分