
暑さが本格化する中、汗の悩みがある人の約6割が、汗が原因で何かしらの行動を諦めた経験を持つことが、科研製薬(東京都文京区)など3社でつくる業界団体の調査で分かった。着たい服を諦めたなどの声が多い一方、汗の悩みを第三者に相談しない人は約7割に上った。
業界団体は「汗で病院あたりまえに委員会」で、調査は2月、全国の15~59歳を対象にオンラインで実施。9459人から有効回答を得た。
汗の悩みがあると答えた4767人に、汗が原因で行動を諦めた経験の有無を聞くと、58%が「ある」と答えた。中身を複数回答で尋ねると「着たい服を諦める」が27%で最多。「他人に近づかないようにする」が20%、「日中の外出や長時間の予定を控える」が16%と続いた。
自身の汗が不潔・不衛生と思われているかについては、「非常にそう思う」(19%)と「ややそう思う」(47%)で計66%に上った。「迷惑を与えている気がする」にも65%が肯定的で、周囲への影響を心配する割合が高かった。
汗の悩みについては、69%が「誰にも相談しない」と回答。理由を複数回答で聞くと、「単なる体質の問題」「解決しないと諦めている」がいずれも19%で最多だった。医療機関への相談に抵抗を感じる人は48%で、「治療費が高い」などの理由を挙げる声が多かった。
〔写真説明〕汗をかいている男性=イメージ
2026年08月17日 16時11分