青銅器製造の小型部品、日本初出土=佐賀県小城市〔地域〕



佐賀県小城市教育委員会は26日、同市の土生(はぶ)遺跡で、弥生時代前期末~中期初頭の青銅器製造の部品である小型の羽口(はぐち)が出土したと発表した。羽口は、炉へ空気を吹き込み送風管であるふいごの先端部分。これまで出土している羽口の6分の1程度の大きさで、小型のものの出土は日本初という。

出土によって、器の大きさに応じて一度に溶かす青銅の量を調整していたことが推察でき、初期の青銅器生産手法の手掛かりとなるとみられる。羽口は全長34.2ミリ、高さ30.4ミリ、内径9.6ミリ~21.8ミリ。昨年11月の調査で、史跡土生遺跡公園の北側で見つかり、専門家の確認作業が進んでいた。9月5日から市立歴史資料館で始まる発掘調査成果展で一般公開される。

2026年08月27日 09時56分

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